現在国内で認可されているED治療薬は3種類あります。バイアグラ・レビトラ・シアリスの3種類です。ここでは、気になるED治療薬の特徴、効果、副作用をまとめてみました。
バイアグラ・レビトラ・シアリスそれぞれの特徴
バイアグラ
青い色をした錠剤です。形はひし形、服用は性行為をする1時間前です。早ければ30分、遅くとも1時間で効果が表れます。バイアグラを服用する際に注意したいのは空腹時を選ぶこと。食事をした後飲むと、効果があられるのに1時間以上かかります。万人に効く安全性の高いED治療薬としても有名な薬です。
詳しい服用方法については医療機関のサイトをご参考ください。
※バイアグラの正しい服用方法と処方【浜松町第一クリニック】
レビトラ
即効性のあるED治療薬です。色はオレンジ色をした円形の錠剤。服用は性行為をする1時間前です。バイアグラと同じく空腹時に飲むようにします。効果は最大6時間程度、軽度EDの方はもう少し長く感じるかもしれません。レビトラは勃起した際の陰茎の硬さが出やすく、射精までの時間が長い傾向がある薬です。
シアリス
シアリスは3つあるED治療薬の中で最も持続時間が長い薬です。形状は楕円形、少し黄色がかった色が特徴。食事に影響されにくいED治療薬です。金曜日に服用して日曜日の昼まで効くことから別名「ウィークエンドピル」と呼ばれています。
バイアグラ・レビトラ・シアリスの薬の役割
バイアグラ
バイアグラを服用すると、勃起を阻害する物質を排除します。邪魔がいなくなった海綿体に活発に血液が流れ勃起をうながすのです。また、バイアグラは、男性のED治療薬だけでなく、血液の量を増やす薬として応用されています。つまり呼吸時に取り込む酸素量が多くなり体中に栄養素が巡る役割もします。ED治療のほか前立腺がんの治療薬として注目を集めています。
レビトラ
レビトラの効果はバイアグラと変わりません。しかし現在は製造をしているバイエル薬品が出荷停止をしているため手に入りません。
シアリス
シアリスは、効き目がマイルドなED治療薬です。空腹時なら効果があらわられるまで40分程度かかります。効果持続時間は最大36時間と持続性に優れたED治療薬です。
バイアグラ・レビトラ・シアリス副作用
バイアグラ
血管を広げる効果があるため、顔のほてりを感じるでしょう。そのほか、頭痛、動悸、鼻炎などがあります。狭心症の薬(ニトログリセリンなど)や降下剤を服用していたりする人には処方できません。
レビトラ
鼻づまりや頭痛がすることも。また、血管拡張に伴う目の充血作用や居の不快感が出るケースもあります。
シアリス
他の2薬品と比べると頭痛や鼻づまりは少ないED治療薬ですが、まれに背筋が痛くなるかもしれません。副作用は1週間から10日程度続きます。