うつ病かもしれないと思ったら、対策やセルフチェックを

セルフチェック

誰でも発症する可能性がある病気

心の病気とされているうつ病は、誰でも発症する可能性がある病気です。
嫌なことが起こった時、一時的に気分が落ち込んでしまうことは誰にでもあることですが、常に気分が落ち込んでいて楽しいはずの出来事があっても気分の落ち込みが収まらないという場合にはうつ病である可能性が高くなります。
自分ではうつ病であると判断するのは難しいもので、周囲の人から異変を指摘されて病院に行ってみたところうつ病と診断される場合も多いです。
できるだけ早い段階で正しい治療を行うことで、症状の悪化を抑えることも可能です。

もしあなたや、あなたの周囲の人がうつ病かもしれないと思ったら、対策やセルフチェックを実施して早めに対処するようにしてください。

参考:http://kokoro.mhlw.go.jp/about-depression/002.html

うつ病の症状

うつ病は自分では気付きにくい病気ですが、体調の変化によってうつ病の可能性を考えることもできます。
例えば、どんな事があっても簡単に諦めるような事がなかったのに、何をやる気も起きなくなったり、何に対しても億劫に感じられてしまうという症状はうつ病の初期書状としてよくあることです。
以前は友達と遊びに出かけるのが楽しみで仕方がなかったのに、友達に誘われる度に面倒だと感じて着信拒否をするようになってくるとうつ病である可能性が高いと考えることができます。

他にも些細な事でイライラするようになったり、思考力が失われてきて集中力な無くなる、嬉しいと感じることが無くなる、どんなに体を休めていても倦怠感がある、食欲が全くわかずに何も食べたくない、疲れているはずなのに全く眠れない、原因がよくわからない頭痛が続くなどあらゆる体調の変化をもたらすのがうつ病の特徴です。
これらの症状に思い当たる部分がある場合は、早めに病院で診察を受けてください。

セルフチェック方法

うつ病であるか正確な診断を行うのは医師ですが、心当たりのある症状などでうつ病のセルフチェックができます。
例えば一日中気持ちが落ち込んでいる、自分に価値があると思えない、自分ですぐに決断できない、食欲が低下または増加したなどの体調や気持ちの変化をチェックすることで該当する項目が多いほどうつ病だと考えることができます。
医師の診断結果に従って適切な対処法が指示されることになります。

うつ病対策

うつ病と診断された場合には、医師の指示に従って薬物療法や心理療法などの治療を続けてください。
速やかに治療を開始することでこれ以上悪化を防ぐことができます。
なかなか周囲の人には理解されにくいかもしれませんが、しっかり体を休ませてストレスを感じる原因から遠ざかることも大切です。

また、睡眠不足で症状が悪化してしまう場合も考えられるので、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

心身の疲れを上手に癒しながら、少しずつ症状が回復するまで待つようにするといいでしょう。