水中毒症状の治療法や予防

水の飲み過ぎは要注意!

汗をたくさんかくと水分補給をしっかりしなければいけないと、一生懸命水を飲んでいる人も多いですが、注意しなければいけないのが水中毒です。
水を飲んでいるだけなのに中毒症状になるの?と必要以上に怖がらなくても良いのですが、間違った水分補給のやり方を続けていると注意が必要になります。
ここでは水中毒症状の治療法や予防策についてご紹介します。

参考:http://ure.pia.co.jp/articles/-/23227

水中毒について

私達の体が必要としている水分量は、一日2.5~3リットルと言われており、この中には食事から摂取する量も含まれています。
汗をかいたから水分を摂らなければ!とか、ダイエットのために体の毒素を尿と一緒に出したい!と考える人は、これ以上の量を摂取している場合があります。
過剰に水分を摂取し過ぎると、私達の体内では血中塩分濃度が急激に低下するという反応が起こり、水中毒症状を引き起こすのです。

様々な水中毒症状

私達の体には適度な塩分濃度が必要になるため、急激に減らすような行為は自殺行為と言えるのです。
塩分濃度が急激に低下すると血液が真水に近い状態になり、脳浮腫を引き起こしてしまうと考えられます。

他にも精神的な病気として統合失調症を引き起こす場合もあると言われています。
発症する可能性は決して高いとは言えませんが、統合失調症患者の約2割は水を多く飲んでいると言われています。

水中毒症状の中でも初期症状は自分でも異変に気付きにくいものですが、いつも以上に疲労感を強く感じます。
血中塩分濃度が低くなっているので次第に脳がむくんだ状態になるため、特に理由もなくイライラした気持ちが強く現れてきます。
症状がひどくなると頭痛や吐き気が強くなってきて、嘔吐によって喉に吐しゃ物を詰まらせてそのまま死亡に至る事例もあるようです。
さらに悪化すると意識がはっきりしなくなって昏睡状態になったり、けいれんや呼吸困難になる場合があります。

水中毒症状に気付いたら速やかに治療を行うことが大切ですが、基本的には体内の血中塩分濃度を適正に戻すために点滴を行ってナトリウムの濃度を少しずつ上げていきますが、急激に上げてしまうと脳幹に悪影響を及ぼすため本当に少しずつ高めていくようにしなければいけません。
水分補給を制限しながら 排尿を促すことで元通りの生活ができるようになるのを目指します。

水中毒の予防策

思っていた以上に恐ろしい症状を引き起こす水中毒ですが、予防策としては水分の過剰摂取をやめるように心がけるのが一番良い方法です。
水分補給の目安としては一日1.5から2リットルが適量になりますので、これ以上の摂取は控えてください。
スポーツをして汗をかいた時に水分補給する場合は、水だけでなく塩分濃度が調整された水を補給すると良いでしょう。