お灸の温熱効果で結構改善!

昔はいけないことをした子がお灸をされた

昔は子供がいたずらしたり、悪さをするとお灸をすえたものですし、そんなことをするとお灸をすえるぞ!とご両親、祖父母などから言われたという方もいるのではないかと思います。

このお灸が現代、若い女性の中で小さいブームになっているというお話があります。
お灸といえばこうしたお仕置き的な事に利用されるほか、高齢の方が神経痛や腰痛などのために利用するというイメージがあり、若い世代が行うイメージがないのですが、最近はお灸そのものが昔のものと違ってきているのです。

煙が出ないお灸もありますし、アロマの香りがふわっと香るタイプもあります。
こうした香りのいいものなら、若い女性にとってやりやすいものとなりますし、冷え性や便秘などにもう効果が期待できるお灸がちょっとおしゃれにできるという事で、今ひそかなブームなのです。

お灸とはそもそも、庶民の治療法だった

3000年ほど前、中国によって発明されたお灸は、遣唐使などによって日本に入ってきたといわれています。
それ以降、日本では古くから庶民の治療法として気軽に利用されるようになり、ちょっと前までどの家にもお灸があるというくらいメジャーな物でした。

お灸のもととなっているのがもぐさと呼ばれるもので、ヨモギの葉の裏を見ると白い部分がありますが、この綿毛を精製して作ったものです。
ヨモギは日本でもおもちなどに利用されてきましたし、薬としても利用されてきました。
ヨーロッパではハーブの一種として知られており、ヨモギはハーブの女王様と称されるほど栄養価も高いといわれてきました。

クロロフィル、食物繊維はもちろん、ミネラルも豊富、浄血、造血の作用もあり、止血もできると素晴らしい植物なのです。
この栄養素がたっぷり詰まったもぐさを利用し、火をつけてツボにあて、体を温めるなどの効果を期待し利用するのがお灸です。

お灸はどのような効果があるのか

お灸の効果は古くから知られていて、例えば、免疫力向上に効果が期待できるといわれています。
ツボ部分に熱による刺激を加えることで、皮膚の下の筋肉、血管、リンパ節などが刺激されることで、細胞が活性化します。
血液の流れがよくなると次第に免疫旅行も向上し、リンパの流れも正常化するため、足のむくみなどにも高い効果を発揮するといわれます。

経絡という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、この「けいらく」という部分は、全身を巡っているエネルギーの道の事を言います。
人は気、血、水によって生命活動が継続しているとされ、この気、血、水が少なくなると体の中のエネルギーの流れが悪くなり、さまざまな症状汚引き起こしたり、病気を発症すると考えられています。
お灸によってエネルギーの道が通るとむくみや腰痛などにも効果が出て、不眠症などにもよい効果があるとされます。

もぐさにはシネオールという成分が含まれており、この成分には消毒、殺菌、鎮痛作用などがあります。
お灸によってこの成分が体内に浸透すると痛みを和らげる作用、またリラックス効果が期待できます。